局長であるようすけ兄さんが退職することとなった
ダメな部下たちとデタラメな会社の狭間に立たされ続けて
身体・精神ともに限界だったのだろう
無理もない
また、年度いっぱいでの
カナちゃん、平多女史、たあ坊の退職も立て続けに発表され
ますますもって清掃課は世代交代の様相を呈していた
と、なると
残される人々への負担は強くなることは必定であり
自覚を促されることは必然の理であった
実際、
この頃の社員たちは各々人間的にも社会人的にも著しい成長を見せていた
ただ、約一人を除いては・・・
この頃の宿直室は、
ひらGがいなくなってからというもの
社員たちの唯一のオアシスと化していた
当時のパソコン、いやもといゲーム機の下には大量のマンガ本が放置されていたものだ
その99%がコンビ二コミックスであったが
まん太郎がくる!!、かずみ、影武者小早川秀秋etc・・・
増加は日毎に熾烈を極め、
いよいよ参考書の数を凌ぐ程の勢いであった
と、いうよりも
誰からともなく
読み終り処分に困ったマンガを捨て去っているような状況だったのかもしれない
マンガの超人墓場!!
いわゆる、
夜間宿直中の慰みものということで
その存在・増加は社員たちの暗黙の了解となっていたが・・・
問題となってしまったのは
昼間の業務時間中に仕事そっちのけでマンガ読書に熱中してしまう者が現れてしまったことだ
この春に入職した新人、しんごりらが当人であった
日中のクソ忙しい時に
砂糖店長や橋本DEATHよが参考書に目を通している横でベッド上で横になりながらマンガを読み耽るしんごりら!!
気がつくと動きが止まっている
そう、お昼寝タイム
途中、OLから顧客のことで呼び出しの
構わず爆睡!!
イビキをかきはじめたしんごりらをたしなめようとヤラレちゃんが近づきます
すると、
ブオォツツ
顔面に寝っぺをくらったヤラレちゃんは今日も退場ォォォォォォォ!!
アイツ、新人ナノニスゴイ神経シテルナ
たれか注意しなくては駄目ではないですかねぇぇ〜?
最近の若者はすぐキレる 俺ァ刺されるのはごめんだよオロローン
それこそ直属上司の仕事なんやないか?
それって、たあ坊ですよね? 尚更無理ですよ!
ううぅ〜っ!! 今日もやられたぁぁ〜っっ!!
そんな一幕を眼にした最後の良心派副長わらわらは遂に大激怒!!
「野村ァ!! ここにあるマンガ今日中に全部片付けろ!!」
と一喝
結局全冊ブックオフへ運び出されることとなりました
100円になりましたよ!!
ってか
今時期、ジュースも買えねぇよ
この時の勇気ある行為が称えられ、
わらわらは次期局長へ昇進、長期政権を築くこととなる
副長はけんやが就任
とくろうさんはその場にただ存在するだけ
「辞める前の一仕事だ、あいつの腐った性根を叩き直してやる!!」
と
カナちゃんのしんごりらに対するスパルタ教育はこれをもって幕を切って落とされたのである










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