と、りんきくのいう
なんでも、学生時代にりんきくやナニワマン、たまきん乃富士と同学年(要は花の95組)で現在は就職浪人中の東という名の人物が我が清掃課を職場の選択肢の一つと設定しているようなのだ
現役時はテニス部に在籍
しんごりらの一学年上の先輩にあたる
なかなかのイケメンだ
筆者もこの男の存在を覚えていた
知り合いというわけではないのだが、
図書館内ですれ違った際に感じたフレグランスが当時の自分と同種のものと確認して少し意識したぐらい
駆るバンクラインかブル狩りだったと思う
と、いうわけで確かこの年の夏か秋に東は赤山商事にやってきた
もうすでに廃人となっていたひらGは
「適当に面倒みてやれ。」
と、素っ気無い命令を野村に下す
「いいかぁ?埼玉のワックスは一味違うぜ 栃木の本社と一緒にすんなよ。」
「あ、はい。」
緊張気味に東が答える
それにしても、ここの職場には95の学年が集まりやすい傾向があるようだ
レクリエーション科へ出向中に当時学生だった短石や龍渓が見学に来たことがあったが、彼らも同じ「95組」であった
3人で歌舞伎町へ
・・こいつらの代がこの会社の屋台骨になっていくのだろうなぁ・・
日中の業務が終了し夕刻となった
有望な若者が手に入るやもしれぬ、ということで
りんきくは無論のことグッチーちゃんやとくろうさん、ほかほかゴッド姉さん、たあ坊、けんや、たまきん乃富士を参加させながら居酒屋へ東を軟禁することとなった
いつものことだが
各々は深酒がすすみ、キチがっていく
顔面を紅潮させた東は
「野村さん、今日は色々ありがとうございました。俺はいい感触がつかめたような気がするんです もし俺がこの職場に自分が存在するとなった際は・・・。」
と、切り出す
しかし
矢継ぎ早に
「君が来てくれれば勿論嬉しいし、即戦力となると思うが・・・
ここの連中みたいになりたくなければ、やめておけ。 」
と、野村は返す
東は、ハッと場内を見渡す
そこでグッチーちゃんと視線が合ってしまった!!
いきなりグッチーちゃんは
両手の平を合わせた状態で後頭まで両腕を伸ばし
「ヘァッッ!!」
という掛け声とともに
気合一閃
イッキに自身の前方に両腕を振り下ろした!!
↑こんな感じ
突然の意味不明な行動に
東は硬直してしまう・・・
その様を観察していたほかほかゴッド姉さんが
「グ、グッチーちゃん、 そ、それ、何・・・?」
とたずねる
そうなるとグッチーちゃん
頭を抱え込んでウーンウーン悩み始める
酩酊状態のため
「アイスラッガー」の単語が咄嗟に浮かび上がらなかったのだろう
しばらくして
「セ、セブン狩り!!」
と絶叫しながら返答!!
これには誰もが爆笑を隠せなかった
悶え苦しみながら笑い転げる清掃課の面々を東は冷静に見守るのみであった
な、何だ?このイカれた連中は!?・・・
次の年の春
勿論、彼の入職は無かった・・・










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