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2009年03月11日

1998 振り向けば、追憶のディスタンス

その年のとくろうさんの直属上司はもとぴーだった
清掃課の中でも1,2を争う「恐い人」である
体罰、罵倒は当たり前
この方の愛あるイジメが原因でとくろうさんの1つ上の台の社員が2人退職に追いやられている
それらの人たちと同期入社で、1人残存しているほかほかゴッド姉さんは余程芯の強い女性なのだろう

それにも増して局長ひらGのイビリ

少しでも楽をしている姿さえ見せれば残業を言い渡される始末

職場で心が許せる時間を与えられないとくろうさんは毎日が苦痛だった
帰宅して床につきながら聴くラジオが唯一の楽しみだった


「はぁ〜ダッシュ(走り出すさま) 俺の顧客、早く氏なねぇかなぁ・・・。」
「あんじゅ!!」
「逆噴射!!」
などと意味不明の発言を部下に漏らすようになっていったのだった
タメ息が堂に入りはじめてきたのもこの時期だ

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せめてもの救いを部下に求めようとした
職場を見回してみると・・・
寝坊して欠勤したグッチーちゃん。の代わりに急遽コジコジが外回りへ出ようとしているところだった
「あの野郎、ブチ殺す!!むかっ(怒り)」と、コジコジは激怒中
とくろうさんは慄き、隠れるように部屋を出て行くのだった

野村は強制的に3ヶ月間給食課へ出向が追加させられているらしく、長いこと清掃課には戻らないらしい

けんやは上司たちにその実力・ヤル気を買われて
出世街道をバク進中
新時代リーダーの筆頭候補
OLとの交際が始まるなど、とくろうさんとは明暗クッキリとなってしまった


とくろうさんは孤独だった


「オイ、とくろうさん 飲みにいくぞ。」
仕事帰りに声をかけてくるのは大抵ようすけ兄さんやわらわらである

カラオケではテレサ・テンや郷ひろみばかりを歌うようになっていった
音程は外しまくり
人生も外しまくりであった





posted by しんごりら at 23:25| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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