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2009年07月13日

2001 輝き出す懐かしさ、せつなくて帰れない

小雨の振る中
一夜が明けた


その、殆どの者たちが二日酔いに苦しまされる中
この日の予定が発表される


シニアな人たち(もとぴー、ようすけ兄さん、たあ坊、コジコジ、メーカーの方々  わらわらも入ってたかもしれない)はゴルフへ向かう


その他の残された、いわゆる子供な人たちは那須サファリパークへ向かうこととなった

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ホテルからサファリパークまでは車で2、30分ほどかかる距離だ
驚くべきは8人で現地へ向かうのに車7台を要したことだ
野村とりんきくの車以外はみな1人乗り!!

財布にも地球にも厳しいぜ!!

流石に話題も尽きて
行きの車中以上に静寂が流れる状況・・・

「お前、暇か?」

「エエ、モノスゴク退屈デス。」

これではいかんと、
野村は全ての窓を全開にしジャッキー・チェンのCDを取り出す
そして「プロジェクトA」の曲を大音量に流し始めたのだ!!
道行く人々は皆、首を傾げながら二人を凝視する
下手をしたら赤軍とも思われるやもしれぬ体たらく!!
りんきくは慌てて窓を閉めようとパワーウインドウのスイッチを押す
しかし、閉まらない!!
すでにウインドウロックがかかっていたのだ!!
羞恥心全開となったりんきくは

「モウ、ヤメテクダサイ・・・」

と、懇願するも
野村は暴走を止めようとしない
とうとうりんきくはヘラヘラ笑い出し始めた

「オ、オレ モウ・・・」

回路がショートしてしまったのだろう
まだ若いというのに不憫なものだ


さてさて、目的地に着いたご一行は
流石に車7台で園内に入るという愚行はとらず

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こんなバスに全員収容されました
そのまま小菅刑務所にまで行ってしまえばよかったのだが・・・


たまきん乃富士がキリンに墓場の購入した「コアラのマーチ」を箱ごと与える
といったハプニングをはじめに
一行は年甲斐もなく大はしゃぎ!!
同乗した家族連れが白い眼を向ける中、シマウマゾーンへ

一行の中で一番「マトモ」と思われた
ほかほかゴッド姉さんは眼中にシマウマが入るなり、

「あ、ゼブラ。」

と、巻き舌で呟く

爆笑の渦巻くバスの中
明らかに運転手は迷惑そうな表情だった

楽しむ余裕すらなくなった同乗の子供たちは明らかにテンションダウン
トラウマにならなければいいが・・・。



ガキ共、ようく見ておけ!!
これが赤山商事清掃課の雄姿じゃ!!
posted by しんごりら at 00:32| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

2001 君のぬくもりを、手のひらが覚えてる

「・・・・・。」

行きの車内は非常に退屈であった
深夜のハイウェイにりんきくと野村の男二人では無理のない話か・・・

「××って○○だよな?」
「エエ、○○デス。」

シーン

「ア、警察デス。」
「ああ、そうだな。」

シーン

プー

「てめぇ、屁ェこいただろ!?」

シーン


そんな感じでたらーっ(汗)
2時間半ほどで現地に到達
早速、風呂いい気分(温泉)に入ってみる

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広い
そして、ひどい

何人かはマッサージ垢すりを頼んだらしい
「御代はこちらで用意しますよ。」
メーカーの人たちにそう言われたものの遠慮しておく
ああ、俺って人格者
今考えると、やっておきゃあよかった
ドチクショウ


さて、お待ちかねの酒盛りだ
あまり食事は入らなかったような・・・
共通の目的を果たしたばかりの社員たちはドンドンビールが進む
わけのわからない芸などやらされることなく平和に終了す

途中で宴会コンパニオンと思われる数人の女性たちとすれちがう
声をかけてみたが、軽くいなされる

メーカーさん、お金出してむかっ(怒り)!!


その後は部屋飲み

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ちなみにこんなお部屋です
一つの部屋に十名近くの男性たちが雑魚寝!!
修学旅行みたいだ


悪ノリしたけんやが持ち出した「乾杯ゲーム」という名の極悪ゲームを行うこととなった
基本はすごろくなのだが、
入るマス目はほとんどが罰ゲームを強要されるという俗悪なシロモノだ
強制イッキで社員たちは皆段々おかしくなっていく
もとぴー、ようすけ兄さん、たあ坊やコジコジは既に就寝中だ
何故か負け続けたけんやが下着だけの姿で腕立て伏せをやらされる羽目に

ところが、そんな姿を見て
たまきん乃富士が、

「トロけちゃう揺れるハート

といった名言の下、
けんやにゾッコンとなるものだから世の中はわからないものである
結局そのまま結婚することになるとわ!?

サンダーLOVE!!

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posted by しんごりら at 07:21| 埼玉 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

2001 同じ気持ちで、微笑みあえたなら


「10月○週目の週末、空けとけよ」


もとぴーとようすけ兄さんから唐突に、このような指令が課内の人間たちに行き渡ったのは秋のはじまりの頃だった

ひらGを弱体化させた今、何をしようとしているのか?
また、イヤな予感が身体中を駆け巡る

「あのう、宿直予定以外の人間は・・・?」

「無論、強制参加だ」


上の人たちの謀略には
実は結構トラウマがあったりするのだ

・心霊スポットの単独踏破
・深夜の栃木山中における人間狩り
・ストリップ劇場における初筆下ろし(スペイン人)
・トランクルームに3人程押し込められてのデスドライブ
・泥酔状態でのいろは坂ドリフト
・衣服をズタズタに切り裂かれての全裸芸(何が悪い!?)
・マッスルドッキングの実験台
・人間スカッドミサイル
・恐怖の合宿(他の合宿中である女子高生花火をエサに強制ナンパ)
・デスキャンプ(食べ物無し、自給自足)
・フルのハイクアウト中でのアンヒール航走(わかる人にはわかる)

全く、ロクな経験が無いものだ・・・


しかし、フタを開けてみれば
その実は何のこともない
那須塩原への社員旅行だった
相も変わらず、それより上の人たちには内密でのことのようだ

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ホテルニュー塩原
というところに宿泊する予定らしい
というのが後になって判明した


「あのう、すいません 愛人の11月の誕生日プレゼント代で自分は金欠が・・・。」

メーカーたちがなんとかしてくれるから気にすんな」

これで逃げられなくなってしまった・・・
しかし、こうして考えてみると当時はバブリーな時代だったものだ
仕事の終了時間にはどうしても差が出てしまうため
各自勝手の出発で現地集合となった
確かその日のランチを近辺のダイエーでナニワマンととったのを覚えている

「先輩はええですなあ。ワイは明日宿直なんで旅行に行かれへんです。」

「バカ言え。どんな目に遭わされるかわかったもんじゃないよ。」


そして夕刻になり
当時の元直属であるりんきくを拾って二人で車で現地へ向かうこととした
塩原なら学生時代によく盗み湯に行っていたのでお馴染みだ
地図もナビも不要



posted by しんごりら at 01:29| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

2001 Crescentの封印

「一体、何があった?」
と、社長こしゅKKYは社員を1人ずつ尋問のため所長室へ呼び出した

とはいっても全員ではない
ひらGとようすけ兄さん、けんやに一年目の人間だけで、
残りの人間達はまるで蚊帳の外だった


ひらGの悪行は全てそこでこしゅKKYの元に暴露されてしまった
こうなると立場も何もあったものではない
手痛いしっぺ返し
飼い犬に手を咬まれた気分でもあっただろうか?

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この件以来、ひらGは社員たちと距離をとるようになった
出社はしているらしいものの現場や宿直室に顔を出すことはない
たまたま廊下ですれ違うことがあってもこちらの挨拶には応じない
下を向き、視線を合わすことすらしない有様である
実際、彼がそれまで携わってきた局長職はようすけ兄さんが取り上げてしまう形となった
仕事を無くした男というものは、かくも辛いものである
自分が何のために存在しているのか?
発言権などもあろう筈もない
兎に角、ひらGは人が変わったように大人しくなってしまった
かつての勢いなど微塵も感じられない程に・・・
盛者必衰の理か?

たれもの予想通り
その年度末にひらGの退職が決定した
まだ初夏だったのだが・・・

社員達はみずからの行為に恐怖した。


その夏の納涼会は屋形船だった
お局OLの遅刻のため出航が遅くなり全てのコースを巡航できなくなってしまったが千住より荒川を経て東京湾に向けて船は進む
就職浪人中のしんごりらがはじめて公の場に登場したのはこの時だ

こしゅKKYより発表があがる
「このたび、ひらG君の勇退をもちまして・・・」
隅っこで神妙な面持ちのひらGが唇を噛む
そしてその向かい離れで、やけに上機嫌な部長ひげダンス
専務ハマちゃんは相変わらず泥酔してしまっている
場内は異様な雰囲気に包まれていた
こんな、状況で酔えるはずが・・・・













































ある人にはあった!!

特に、犬猿の仲のライバルが失脚したとあって
ひげダンスの歓喜は筆舌しがたいものがあった
カラオケ
ファンキーモンキーベイビー
「won't be long
を披露するほどの暴れっぷり!!
高らかな「勝利宣言」であった
両者がここまで明暗くっきりとなるとはたれが予想しえたろうか?



かくしてクーデター、革命は成就した
しかし、これが新たな問題の火種となっていくのだが・・・

夜明け告げる朝日に 月は消えていく
勝利だけ胸に秘め 君はまた旅立つ







posted by しんごりら at 00:59| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日

2001 チャンドラは見ていた

「一体、どうしたんだ?」

泣きじゃくるたまきん乃富士と不貞腐れるナニワマンから顛末を聞いたけんやは激昂むかっ(怒り)した
野郎め、とうとう自分で墓穴を掘りやがったな

「オレが直接ひらGを弾劾してやる!!」
と、勇ましく宿直室へ殴りこむ!!

さてさて
激しくまくしたてるけんやを前に、何とひらGは・・・
突然説教中ダッシュ(走り出すさま)のけんやに背を向けて冷蔵庫の扉を開けるではないか
そして冷えまくりの日本酒を飲み始めたのだ!!!
わ、わけがわからん・・・

「まぁ、飲めや。」

と、けんやにも飲酒を勧めてくる
まずいことにけんやも大の日本酒好きだ
しかも、余り強くない・・・

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何と!?二人は宿直室で宴会を始めてしまった
程なくしてけんやが酔いつぶされるのにさして時間はかからなかった

再び敵を迎え撃ったひらGは意気揚々と美酒に酔う
きっとその脳内には「月月火水木金金」が流れていたことだろうよ



そして、更に事の全てを報告されたようすけ兄さんは激怒爆弾した
野郎め、今日がてめえの命日だぜ

「こうなったら全てを整理させてやる!!」
と、続いて宿直室へ殴りこむ!!
誤魔化しの効かない相手に、流石にひらGも狼狽あせあせ(飛び散る汗)を見せ始めた

「い、いや 誰も派遣しないと給食課がうちの要請を引き受けてくれなくなるかもしれんし・・・。」

どうやら、これが本音のようだたらーっ(汗)
立場上の問題もきっとあったんだろうよ

そして、この流れを止めないために、
再びたまきん乃富士とナニワマンも宿直室へ雪崩れこむ!!
号泣して事の理不尽さを訴えるたまきん乃富士
部屋内の椅子、机、壁を怒りにまかせて殴り蹴るナニワマン
ひらGは遂に八方塞がりとなってしまったのだ!!!



仕事を終えたとくろうさんは一息つこうと宿直室に入ろうとしたが・・・
入り口で肩をつかまれる

「今は入らないほうがいいですよ・・・」

と、保田圭一に入室を止められたのだ・・・
一体、どうゆうことなのか?
制止を振り切って室内に入ったとくろうさんの目に入ったものは・・・

激怒する上司
虚ろな目をしながら何かを弁明している超上司
泣いている部下
器物を破壊している部下
酔いつぶれている同僚

もう、全くもって何が起こっているのかわからないことだろうよ
無言で扉を閉めたとくろうさんはそのまま帰路につく
日記帳
「今日も何事も無く一日が終わった」
と記載し床につくのだった
きっとその日は悪夢を見たのだろうよ



鈍い光放って 月が黙っている
斗いのその炎 じっと観つめながら
posted by しんごりら at 00:11| 埼玉 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

2001 LUNATIC LION

予想していたよりも早く、そのタイミングはやってきた

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当時、この赤山商事では
新入社員の教育カリキュラムとして
入社してから独り立ちするまでの2年間の内で、
限られた期間のみ他の課へ出向できるという独自のシステムがあった
当初は自由に出向先を選べるわけでは無かったが
この頃には随分自由がきくようになり
本人の希望に沿った課へ出れるようになっていた

その人事に関しては、全権が局長であるひらGの掌中にあった
ただ1人、ナニワマンだけが局長に出向先の希望を出すのが遅れていた
事の始まりは
ただ、それだけであったのだ・・・

元来、清掃課といふものは赤山商事内でも特に立場が弱かった
対して給食課は社内でも1、2を争う激務を必要とする部署であった
てんで清掃課は給食課に頭が上がるものではない
”人数・戦力が足りなくなったので3ヶ月程人員を貸してほしい”
といった理不尽極まりない要求に対しても抵抗なく若手を送り出す程に従順だった
御人好しもここまでくれば立派なものである
奴隷とされた者にとってみればたまったものではないが・・・
思い返してみると、
筆者の職場不信はここから既に始まっていたのかもしれない

清掃課のような軟弱な職場を選ぶ若者たちに給食課への出向の意思など微塵も無いことなどは火を見るより明らかであった
外部への体裁を気にするひらGとしては焦りもあったのであろうか?
何をキチがったのか?
まだ出向先が決定していないナニワマンを強制的に給食課へ送り出す予定をとってしまったのだ

これには流石にナニワマンもキレた


今、ひらGはどこにいる?

宿直室内で1人で休息中だ

この、クソ忙しい中でか?

いつものことだ かわったことでもあるまい

いいや、今回ばかりは解せないものがある!!

「あまりにもひどい。私も一緒に行く。」
と、
事の真相を知ったたまきん乃富士の同行を得て二人で宿直室へ向かう


中に入ってみると、なるほど部屋の中央に陣取ったひらGが優雅にショートホープを喫煙中だった
ナニワマンと玉金乃富士は思いの丈をひらGにぶつけてみたのだが・・・

「うるせえ!! 俺が決定したことだ。文句を言うな!!」 
と、ひらGは二人を一喝するのみだった

おお、理不尽大将!!
ここまでストレートだとかえって反論もできない

てんでお話にも事の解決にもならない
ナニワマンは壁やドアを殴り蹴りながら
たまきん乃富士は泣きながら部屋を退出していった

敵を返り討ちにしたひらGは意気揚々とまた宿直室内でくつろぎはじめる
その後の自分の運命を知ることもなく・・・
ちょうど外は夕闇が霞みはじめ、月がその輪郭をあらわにしようとしていた


posted by しんごりら at 01:13| 埼玉 晴れ| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

2001 月下の夜想曲

あれは確かまだTRFがtrfだった頃の話だ



ある日の夜
清掃課の職員たちは市内の、とある割烹へ招待された
中に入り人員を確認してみたところ
馴染みのある顔しか確認できない
社長こしゅKKY、専務ハマちゃん、部長ひげダンス、局長ひらGを除く
下の人間だけ
まさに平社員のみの集会だったのだ
音頭をとったのは平社員の中でも一番上の存在である、もとぴーだった

「まぁ、飲めや。」

主旨の不明な宴会に戸惑う表情を隠すことも出来ず
ちびりちびりと職員たちは箸を進めていく

「お前ら、最近のひらGどう思う?」

煽りにしてはあまりに唐突な質問だった
ここ最近の出来事を思い返すなり職員たちは深酒の度を増していく
やがて各々が不満と恨みの丈をはけていくのに時間は必要なかった

「お前ら、本当にこのままでいいのか?」
もとぴーがけしかけていく

「いつか、やってやりますよ。」
けんやが返す

「いつかって、いつだ?いい加減にしないとこの課はダメになんぞ。」

「ヤツの仕事を奪ってやる。居場所を失くさせてやりますよ。」
ようすけ兄さんもエキサイトしてきている

思えば、この二人の奥方はひらGのセクハラ対象としての筆頭株だ
恨みの度合いもひとしおだったのだろうか?

「あとはタイミングだ 首を洗って待っていやがれ!!」

部下たちを焚きつけておいて、その年度末にもとぴーは退職してしまうのだが・・・

「野村、ちょっと来い。」
もとぴーは
奥で目立たぬよう、ゆっくり飲る部下を呼び寄せた

「いいか?人間関係の瓦解というものは簡単に起こるものだ 疑心暗鬼が起こらないように組織のバランスを保つのが必要ってことだ。」

「僕には、よくわかりません。」

「はん、いずれわかるだろう。」


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レイズ・ザ・フラッグ
”打倒ひらG”
この言葉の下にたれもが拍手喝采を掲げるのだった

唯一良心派のわらわらはこの日呼ばれていなかったようだ
とくろうさんは宿直だったのか?この日姿を見ていない
グッチーちゃん。は会場を間違えたのか?姿を見ていない

兎に角、
後にも先にも筆者は
清掃課がこれほど一丸となった様を見ていない
この夜の宴会の盛り上がり、職員の一体感はそれ程凄まじいものがあったのだ

そして今、様々な思いを抱き、
宿命の魂が清掃課に集う。
闇に浮かぶ月だけが真実を知るのか・・・。


posted by しんごりら at 02:51| 埼玉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

2001 ダーク・ブルー・ムーン

また、この年も恐怖の春を迎えてしまった
清掃課に5人もの新人が入ったのはこの時だ

学生時代に保田圭一と同期のつっぴー、墓場
花の95トリオ(95年に大学入学)のりんきく、ナニワマン、たまきん乃富士

本社より出向中である、たあ坊と同期のNOAHも含めて人材豊富
正にこの世の春
清掃課は豪華絢爛の状況だった
その勢いは赤山商事内でも一番アゲアゲの部署であったろう
本気でレクリエーション科を倒せるとたれもが信じて疑わなかった
「清掃課にあらずば人にあらず」
いつしかこの様なことまで囁かれはじめていたものだ


無論、当時の局長であったひらGはあたかも天下を獲ったとでもいわんばかりな程上機嫌だった
それによるものか?様々な奇行が目立つ様になってしまったのだ

女性社員であるほかほかゴッド姉さん、たあ坊、たまきん乃富士、NOAHに対するセクハラは日を増すごとにエスカレートしていく
何故かそれより上の平大周女史は全くイジられない・・・
ヤラレちゃん、野村に対する間違ったベクトルのアカハラ
保田圭一、ナニワマンに対する執拗なパワハラ

どういうことか?
とくろうさん、コジコジ、グッチーちゃん。、つっぴー、墓場、りんきくに対しては随分無関心だった様な気もしないでもない
気のせいか・・・

当時は社員たちにとって宿直室が唯一の憩いの場であったのだが・・・
ふと疲れた身体を休めにいこうと社員が入室してみると
なんとひらGがベッドの上で横になり、こちらに背を向けた状態でイビキをかいているではないか!
近づいてみると、突然

ブゥゥッダッシュ(走り出すさま)

と寝っ屁を人に向けて大放出!!
たちまち部屋中にメタンガスの匂いが充満!!
直撃を食らったショックでヤラレちゃんはバッタリ倒れてしまった
すわ、ナチスの毒ガス攻撃か!?

「ひらGって全然顧客いねぇよな!?」

「あの、給料泥棒が!!」

「畜生、ひらGの野郎!!」

「何なら俺がやってやろうか?グダグダうるせぇからよ!!」

とにかく、当時の局長ひらGは完全なる「ヒール」だった
社員たちの不満やストレスはすでに爆発寸前にまで膨れ上がっていた

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夜ともなれば酒場で悪口や罵詈雑言のオンパレード
自身がサラリーマンであるうちは耐えられなければならぬ処遇なのであろうか?
溜飲を下げることもままならぬ毎日に社員たちの心は荒んでいく



月はただ何も語らず今宵も己の姿を水面に写すのみだった



posted by しんごりら at 00:35| 埼玉 雨| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

2000 気がつくといつも遠くあなたをさがしてる

この年の忘年会は
そりゃあひどいものだった
酔っ払いまくった挙句の清掃員とOLたちの絡みが・・・
年々程度が強くなってきていたのである
清掃課とアフターファイブの飲み会ビール
連想ができるほどのつきものではあったが

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大抵ようすけ兄さんやハマちゃんが音頭をとって淫靡な雰囲気を作り出し、周りがそれに便乗する形が多かった
この頃は、激しいOLたちが多かったせいもあるだろう

この日は入職候補として
学生のたまきん乃富士とりんきくが見学者として参加していた

まず初めに幹事のヤラレちゃんがマイクをとる
余程やりたくなかったのだろう
全身から覇気を感じさせず、下へ俯いたままだ
その状態で「チキチキマシン」のケンケン着ぐるみを着用しているものだからたまらない
ヤル気の無い口調で開会宣言!!
「こんばんは〜。ケンケンで〜す!!」
一斉に静まる場内・・・  初っ端から外した!!
「ヤツを生かして帰すな!!」
と、早速もとぴーは怒り心頭だ

それでもビンゴやイスとりゲームなどで段々と場内のボルテージは上がっていく
当時は結構豪華な賞品が当たることもあり、それ目的で参加するスタッフも多かった

2次会はじゃらおけだった
この時には連中は全て「デキ」上がっている状態だった
ようすけ兄さんの氷うつしゲーム
ハマちゃんのポッキーゲーム
OLたちも悪ノリはじめ、清掃員たちの膝の上に腰をかける
所々でキスをし始める
まるで「スーパーフリー」の状態
最早たれも他人の歌など聞いてはいない
けんやもスパーク グッチーちゃんは1人自爆 コジコジはやはり我慢
とくろうさんの姿は見えない。この日は宿直か?
彼女と別の同期OLとディ−プをカマす野村にわらわらが忠告する
「お前にはB子がいるんだろ?A子とそんなんでいいのか?」
「どうってことねぇっす 両方とも食っちまえばいいんですよ!!」
何と? このデタラメな暴れっぷり!!
わらわらは戦慄を覚えた
「これが、若さか・・・!?」
気がつくとりんきくの膝の上にも年上OLが腰をかける
「入職したらあたしがマンション買ってやるよ。」
と頬をなでられ当惑するりんきく 
たまきん乃富士は無言でひらGと場内を見守るのであった

そんな中で
1人の男が突然乱入してきた
白い紙袋を頭に被り、エプロンを羽織った保田圭一だ
ザワつきと怒号、ブーイングが場内を包んだところ、
ミュージックがスタートする
当時のヒット「慎吾ママのおはロック」だ
しかし
「おはー!」と保田が両手の平を前方に突き出すと、
通常ならコーラスで同じ行動を本人に返すのが礼節であるのだが・・・
狂人たちはこぼれた酒をふいた、ビショ濡れのおしぼりを彼めがけて一斉に投げつけたのだ!!
顔面部に当たるたび、紙袋の覆面が湿っていき破れはじめ
左上4分の1の部分だけ顔が露出していく!!
それでも片目を出しながらも最後まで歌いきるところ、彼の意地を感じずにはいられなかった

かくして狂乱の宴はその幕を閉じた
清掃員の何人かはそのままOLを「お持ち帰り」していく

この宴を目の当たりにして
自分も参加したい、と翌年りんきくとたまきん乃富士は入職を決心するが、
この年度末に大量のOLたちが辞職し、宴会は大人しいものとなっていく

低俗な飲み会もこの年がピークであった


posted by しんごりら at 02:10| 埼玉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

2000 暮れゆく街がそっと終わりを告げている

さて、最後の1人は
たあ坊だ
保田圭一とは学生時代同じ学年だった様子
現役ストレート進学・進級している、
いわば挫折知らず、負け知らず少女
語尾が伸びるような特徴あるしゃべり方をよく真似された

これがまた、「超」と「権化」がつくほどのポジティブ思考の持ち主で、ネガティブなとくろうさんとは全く逆のキャラクターといえた
そのため、いつもニコニコしていた
対して
とくろうさんはいつもニヤニヤしていた

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きっと、
地震が起きても
雷が鳴っても
火事が発生しても
自宅に泥棒が入っても
ニコニコしているのだろう

困ったものだたらーっ(汗)

いくらポジティブとはいえ、ものには限度があるもので
仕事の失敗や顧客を怒らせても笑顔を絶やさない・・・

しかし彼女の危機の際には面白い程に上司たちが電光石火のごとく駆けつけて難を逃すのであった
そう、今となってはお馴染みの「見えないバリア」発動である
そのせいなのか?
仕事に対して危険意識を持たずに成長していくこととなるのだが・・・

はじめての宿直はようすけ兄さんとだった
会話がはずんでメルアドを交換しているところを何人かの社員が目撃している
その年の夏には休みを合わせて旅行などに行くようになるのだが
当時課内で、この二人の関係に気付く者はいなかった。
やがて二人がタメ口で会話をするようになってしまったのがマズかった・・・
10歳も年齢が離れていれば敬語のひとつでも出ようものだが・・・


そして次第に課内の人間たちは気を遣いはじめ、少しずつこの二人と距離を置くようになっていく
局長ひらG以外はまとまった一枚岩だった清掃課内に亀裂が入りはじめたのもこの頃からなのかもしれない


狭い世界の中で、スキャンダルや悪聞が全く無い人間というのも希少なものなのであろうが・・・


その点、遊ぶだけ遊んでも周囲に文句を出させないもとぴーは大したもので、
各々プライドが高いだけで己の非を決して認めようとしない、幼稚な我々清掃課員にとっての「夢守りの民」であった

posted by しんごりら at 14:11| 埼玉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする